【アメリカ】September 11 同時多発テロから16年

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苫小牧英会話教室 あったイングリッシュスクールのカオリです。
いつもご訪問頂きありがとうございます。

昨日私は、二男の予防接種でバタバタと走り回っておりましたが…本日12日がアメリカでは9月11日となります。そして、あの同時多発テロから今年で16年目となるのですね。早いものだと驚いております。

同時多発テロが発生した時、私はユタ州の田舎町で学校に通っていました。早朝、けたたましく寮の電話が鳴り「こんな朝っぱらから何事!?」と思いながら、出てみると日本にいる私の父でした。とても慌てた様子で「テロがあったぞ!そこは大丈夫か?」と言うではありませんか。電話で起こされた状態の私は、正直な所 「は?」と言う感じで、父の言っていることが良く分からず、夢の続きか何かか?と思っていたのです。

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信じられない光景と一気に現実味を帯びた”戦争”の文字

目をこすりながらテレビをつけてみて、父の慌てぶりに合点がいきました。だって、そこには今まさにワールドタワーセンターに飛行機が突っ込んでいく様子が映し出されていたのです。「これは映画のワンシーン?」と思うような信じられない光景。ルームメート達を起こし、居間でテレビに向かいましたが、誰一人、何をどう言えばいいのか分からず、ただただ画面を見つめるだけしかできませんでした…

幸いユタ州には被害はありませんでした。けれど平日にも関わらず、全講義がキャンセルとなり、この9月11日は異様な雰囲気 (しいて言うなら、アメリカ国民の怒りが目で見えるような)が漂う1日となりました…今思い出しても鳥肌が立ちます。

次々にテレビに映し出される被害の様子、犠牲者の推定人数…アメリカ国内では一気に戦争と言う二文字が現実味を帯び、緊張が走ったのでした。

ついこの間見てきたのに…

実はこのテロの1か月前、私はバックパッカーとして1人で全米を横断していました。ほんの一月ほど前、私は自由の女神のふもとから、ニューヨークの景色を眺め、ワールドトレードセンターをバックにのんきに写真まで撮っていたのです。あの大きな2棟の建物が、あっという間に崩れゆく姿… もう少し旅の予定がずれていれば、私もその場にいたかもしれなかったんだろうと思うと、不思議な気持ちです。

あれから16年…

あの年に生まれた子供達は、16歳になり初めて同時多発テロを知らない子供達が、この全米を驚かせたこの事件を歴史として学んだ!と報じられていました。そうか…そんなに月日が経ったのかと感慨深いものがあります。

あの一件でアメリカは大きく変化しました。そして被害にあった方々は今でも苦しみを感じていることでしょう。あの時犠牲になった方々へ、ご冥福をお祈りすると同時に、そんな事が起きない社会を目指していきたいものですよね。

日本も今北朝鮮のミサイル発射に敏感になっていますが、先日は苫小牧近くを通過したと言うではありませんか…

天災は否応なしに起こりますが、人為的なものはコントロールが出来るもの。世界平和について、考えてしまいます。

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