Good day!
あったイングリッシュスクールスタッフブログご訪問頂きありがとうございます。昨日まで暖かかい!と喜んでいましたが、今日は又寒いですね。思わずヒーターを入れてしまいました。さすが北海道!
先日我が家の長男が、幼稚園のお友達の前で私と英語で会話をしている際
「I was just killing time」
と言い、それを聞いたお友達のお母様は息子が KILL (殺す) と言う言葉を発したと思い、ビックリしていました!仲良しのお友達(5歳児)が突然「殺す」なんていう言葉を使っていたら、私だってドキッとするでしょう。
けれど、これは kill と言う言葉が使われたイディオムなのです。
英語で”kill time” ってどんな意味?
それでは、Kill time とはどういう意味なのでしょうか? まずは、それぞれの言葉の意味を考えてみましょう。
Kill = 殺す
Time = 時間
時間を殺す?と思われる方も居るかもしれませんが、この組み合わせで【暇をつぶす】と言う意味になります。
と言う訳で、私と息子の会話はこうです。
私:
What are you doing?
何をしているの? (息子が道路わきの土をほじっていたので)
息子:
I was just killing time.
ただ暇つぶしてただけ。(どこかバツが悪そうに)
と言う訳で、何かを殺していた訳ではないのです。
killを使ったイディオムは他にもある
kill は一般的に物騒な単語に聞こえるかもしれませんが、他にも kill を使ったイディオムは存在します。
Kill two birds with one stone
直訳すると「1個の石で2羽の鳥を殺す」ですが、一石二鳥と言う意味になります。
例文:
At the library, Tom can kill two birds with one stone. He does his homework and see his friends.
トムは図書館で宿題もできるし、友人にも会えるので一石二鳥だ
kill the goose that lays the golden eggs
「金の卵を産むガチョウを殺す」は、だいたい想像がつくかとは思いますが、一度に金の卵をたくさん手に入れようとしてガチョウを殺してしまい、結局金の卵の源を失う、目先の利益に目がくらんで将来の利益を台無しにしてしまうと言う意味になります。
例文:
You should be more cautious, you’ll kill the goose that lays the golden eggs.
もっと注意しないと、千載一遇のチャンスを逃してしまうよ
イディオムの数は無限
イディオムは国や文化によっても表現方法が違ったりします。アメリカではこういうけど、イギリスではこう、と違うのも不思議ではありません。
けれど、イディオムを学ぶ事で、言葉の背景、歴史、文化にも触れる事になる為、私は大変面白いと感じています。 私の個人的なお勧め本を紹介いたしますので、興味のある方は是非☆
~Have a wonderful day!